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カフェインについて

  • 2021年10月22日
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こんにちは、本郷赤門前鍼灸院整骨院です。

本日のテーマは、【カフェイン】です。

まずは、【カフェイン】についてお話し致します。

カフェインとは、アルカロイドの一種であり、プリン環を持ったキサンチンの誘導体。


いきなり難しい単語が出てきましたね。


まず、アルカロイドとは窒素原子を含んだ、多くは塩基性の天然由来の有機化合物です。炭素・窒素・水素・酸素・硫黄、稀に塩素や臭素、リンと言った元素を含みます。


これらの多くは真菌、微生物、植物、両生類などの様々な生物によって産生されるが、多くが他の生物にとって有害です。
薬理作用などで薬品に用いられる一方で、娯楽の為の麻薬や幻覚剤にも使用されています。

有名なアルカロイドを用いたものとしては、ドイツの薬剤師ゼルチュネルによってアヘン(麻薬に用いられるケシの実から採取される果汁)から分離抽出した化合物として、モルフィンことモルヒネ(鎮痛剤)があります。

因みに、一般成人のカフェインによる致死量はマウス実験から10〜12gと言われています。
そして、日本国では、500mg以上のカフェインを含む医薬品は劇薬指定されています。

カフェインを過剰摂取すると「血圧上昇」「パニック発作」「動悸」「不安」「脱水」「不眠症」等を引き起こす可能性があります。


ここまで見るとカフェインは危険なイメージですね。


でもカフェインって、頭痛薬とかに入っていたり、頭痛の時に飲むと楽になった経験ある。。。と思った方。

そうです。カフェインは一部の頭痛薬や、鎮咳去痰配合剤、感冒配合剤などに用いられており、日常生活の中に沢山あります。

これは、カフェインに鎮痛作用が含まれているからです。

(仕組みとして、カフェインによる交感神経優位にすることで血管の収縮・血圧の上昇で虚血状態が緩和されるため)

他にもカフェインには上記のように眠気覚ましや疲労回復が期待でき、【24時間働けますか?】や【翼を授ける】等の栄養ドリンク・エナジードリンクには多く含まれています。


それはカフェインは、交感神経を無理やり働かせる作用があるから。
一時的に元気になったような気がしてしまうんです。

頑張って、無理をしすぎる日本国ならでは。。。というものもあげられるのですが。。

それはさておき、ポイントとして、あくまでも《元気になった気》だけで、体は《元気》ではありません!!

まとめになりますが、カフェインには鎮痛作用など一時的な効果が期待できます。

しかし、強制的な交感神経優位にするため自律神経を乱す一因にもなります。

必要以上のカフェインの摂取や依存を避け、健康的な生活を送れることを意識しましょうね!!

※自律神経由来の症状で悩んでいる方はまずカフェイン断ちをしましょう!!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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