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心停止の死亡率、回復体位とは?

  • 2021年06月13日
  • カテゴリー:未分類

こんばんは、鍼灸師の陸です。

先日一年延期されていたUEFA EURO 2020が開幕し、寝れない日々が続いております(W杯やEUROはついつい可能な限り全試合観ています)

しかし本日の夜中に中継されていたデンマーク対フィンランドの一戦をご覧になった方やニュースで見たサッカーファンにはかなりショッキングな場面がありました。

今回はそんな場面から【心停止・回復体位】をピックアップしてお話をさせていただきます。

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まず【心停止】について

心停止には以下の 3 つがあります。
①心室細動(ventricular fibrillation;VF)/ 無脈性心室頻拍(pulseless VT)
②心静止(asystole)
③無脈性電気活動(pulseless electrical activity;PEA)


①は電気的除細動(AED などによる)が有効であるが,②,③は除細動の適応はない.

いきなり専門用語で分かりずらいですね。

心停止の原因の多くは「心室細動」と呼ばれる重篤な不整脈です。

心室細動になると心臓は震えるのみで血液を送り出せなくなります。いわゆる心停止の状態です。
数秒で意識を失い、数分で脳をはじめとした全身の細胞が死んでしまいます。
心室細動からの救命には迅速な心肺蘇生と電気ショックが必要です。

心停止の際の死亡リスクは以下のグラフにもあるように、早急な処置が必要になります。

心停止が確認されて約1分ごとに死亡率は20%を超えるといわれています。

日本消防に通報し救急車が到着する平均時間の約8分をはるかに上回るスピードで100%の死亡に近づきます。

もし、目の前の人、あなたの大切な方が倒れた時にはどんなことが必要なのでしょうか。

それはもう一つの本日のキーワード《回復体位》とCPR(心肺蘇生)そして電気的除細動(AEDなど)が大きくかかわってきます。

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今回デンマーク代表の10番の選手が試合中倒れて、AEDや心臓マッサージ(CPR)が行われた報道されました。

(心不全ではないかともいわれておりますが、そうなると心不全による心室細動が起きていたのではないかと推測できます。CPR・AEDでの回復の説明もできます)

私もその場面を観て痛まし光景に不安をおぼえつつも、とある選手の行動に目を惹かれました。

それは咄嗟の判断で昏睡していた選手を回復体位にしていたことです。

その後デンマークの10番の選手はこの早急な回復体位やCPR、AEDなどにより現在は意識を取り戻し会話も行えているようです。

では回復体位について、

回復体位とは、救急車・救急隊員が到着するまで傷病者が安全な場所で安静を保てるようにするための姿勢です。

具体的には、反応はないが普段通りの呼吸をしている傷病者に、横向きに寝た姿勢をとらせます。その姿勢を回復体位と呼びます。

傷病者の意識がない場合、喉の奥の筋肉や舌の力が抜け、舌の付け根が喉の奥の空気の通り道(気道)を塞ぐことで、呼吸を止めるリスクがあります。また、嘔吐や吐血した場合もその吐き出したものが気道に入り、呼吸ができなくなるがあリスクがあります。
回復体位はこれらを予防し、傷病者の呼吸を維持することで、苦痛を和らげ、状態の悪化を防ぐことを目的としてまずは行うことを推奨されています。
※頭部・頸部損傷などで意識消失の際には、動かす際注意が必要です。

具体的な内容は以下の画像の通り

CPRやAEDの使用方法は日本赤十字社などが行う講習で学ぶことが可能ですが、CPRやAEDが使えなくても是非この回復体位は覚えておいてください!

万が一の時に実践できるようになっていると一人でも多くの方の命をつなぐことが出来ます。

CPRやAEDを学びたいという方はこちらに日本赤十字社のリンクを載せておきます。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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