上野公園について。
- 2021年05月21日
- カテゴリー:未分類
こんばんは、鍼灸師の陸(りく)です。
職場や自宅の位置が変わるとその土地の歴史・風土など調べることが実は一種の趣味でして。。。
前回・前々回と身体の内容を投稿させていただきましたが、今回は本郷の地からも近い上野公園、不忍池のお話をいたします。
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上野公園の正式名称ご存じでしょうか?
正式名称は、上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)
恩賜公園とは元々宮内庁が御料地(天皇家の個人的資産)として所有していた土地が、公に下賜(恩賜)され、整備された公園のことだそうで、都内だと他に井の頭公園、猿江公園、有栖川宮公園があります。
東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、そして恩賜上野動物公園が有名ですね。
元々上野公園は、陰陽道や風水に基づいた江戸鎮護・江戸の鬼門を守護するため天海僧正によって築かれた陣形の一角なのだそうです。
天海僧正は平安京に倣った「鬼門封じ」として不忍の池を滋賀の琵琶湖のように竹生島と同じく中之島に弁財天を祀るという模したつくりになっています。
鍼灸も東洋医学、陰陽論や東洋哲学が元になっており、とても面白い考え方や当時の思想が色濃く出ているものは深堀すると面白いですね。
少しマニアックな歴史のお話になってしまいましたが、今回はまずこの辺りで終わりたいと思います。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました!!
次回は琵琶湖を模した不忍の池について日曜日に投稿予定です。